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エコ哲学

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エコ哲学

選ぶ軸を、自分の中につくる

  • お出かけホテル

岐阜のサステナブルホテル8選|飛騨高山・白川郷・下呂・美濃エリア別に公式情報で紹介【2026年】

  • MarikoMariko
  • 16/06/2026
  • PR

岐阜県を旅先として選ぶとき、「サステナブルな宿に泊まりたい」という気持ちが旅の動機のひとつになることが、少しずつ増えています。白川郷、飛騨高山、下呂温泉、美濃の古い町並みと、岐阜には独自の文化と自然資源を守りながら運営されてきた宿泊施設が各地に点在しています。

ただ、「サステナブル」という言葉を掲げる施設をウェブで探してみると、第三者認証を取得して取り組みを体系的に公開しているところもあれば、自己申告の域にとどまるところもあって、何を根拠に選べばいいか分かりにくいのが実情です。

この記事では、各施設の公式サイトとプレスリリースをもとに確認できた情報を整理しています。施設の優劣を判断するものではなく、「自分の旅の目的に合うかどうか」を考えるための材料として読んでもらえると幸いです。どれも選ばないという結論だって、もちろんあります。

目次

Toggle
  • 編集部の選定基準
  • 施設紹介
    • 1. トヨタ白川郷自然學校
    • 2. hotel around TAKAYAMA, an Ascend Collection Hotel
    • 3. 本陣平野屋 光風館
    • 4. 下呂温泉 水明館
    • 5. 東急ステイ飛騨高山 結の湯
    • 6. SATOYAMA STAY
    • 7. NIPPONIA 美濃 商家町
    • 8. くらしの宿Cocoro
  • 補足|この記事を読んだあとに確認してほしいこと
  • さいごに

編集部の選定基準

今回は、以下の4つの視点をもとに施設を絞り込みました。あくまで「公式情報として確認できたかどうか」が基準であり、掲載されていない施設が取り組みをしていないわけではありません。

  • 第三者認証の取得状況 「Sakura Quality An ESG Practice」(GSTCにより基準が承認された宿泊施設向けスタンダード)や楽天トラベル「サステナブルトラベル★」、ISO14001など、宿泊施設向けの認証・規格を取得し、公式に公表していること
  • 情報開示の透明性 「サステナブル」「エコ」と表現する際に、認証名・評価内容・具体的施策といった根拠を公式サイトで確認できること
  • 資源管理・環境施策の方針 省エネ設備の導入、節水、廃棄物削減、プラスチック削減など、具体的な施策が明示されていること
  • 地域や調達先への配慮 地産地消、地域事業者・職人との連携、文化・景観への配慮など、社会・経済・文化面での取り組みが公開されていること

掲載情報は2026年6月時点で確認できた一次情報(公式サイト・ニュースリリース)に基づいています。

施設紹介

1. トヨタ白川郷自然學校

場所|岐阜県大野郡白川村・世界遺産合掌造り集落近郊

施設の特徴

白川郷の自然と地域文化に根ざした、滞在型の自然学校です。宿泊だけでなく、専任のインタープリターによるエコツアーやESD(持続可能な開発のための教育)プログラムを提供しており、学校教育や企業研修での利用も多い施設です。

サステナブルな取り組み(公式情報に基づく)

楽天トラベルの「サステナブルトラベル★」バッジを取得しています。GSTIC基準を参考に楽天トラベルが独自に設計した評価指標に基づくもので、第三者認証とは異なる仕組みです。観光庁が認定する「観光施設における心のバリアフリー認定」も取得しています。

環境面では、館内照明の80%以上をLEDに切り替え、客室の電源をカードキーと人感センサーで管理し、EV充電スタンドも設置しています。節水型トイレ・シャワーの導入、環境配慮型の洗剤・清掃用品の使用も行っています。使い捨てバス用品・食器・カトラリーの非提供、アメニティは必要量のみ提供、食品廃棄を減らすための方針設定など、消費を減らす方向での運営が複数確認できます。

食事面では、地元食材を積極的に活用していることが公式に示されています。食事制限(ベジタリアン等)についても事前相談に応じる旨が案内されています(対応内容は個別確認が必要です)。

地域との関係では、伝統芸能・行事・工芸の体験プログラムの提供、伝統的建築方法の導入、地域イベントや清掃活動への参加なども行っています。SDGs担い手育成講座や地域防災力向上を目的とした取り組みも公式サイトで公表されています。

この施設が向いている可能性がある人

取り組みの幅と深さを確認した上で宿を選びたい方。環境配慮の実践を体験として学びたい方、子どもや学生と一緒に自然・文化と向き合う滞在を検討している方。

注意点・合わない可能性

自然学校という性格上、一般的なホテルや旅館とは設備の水準や雰囲気が異なります。温泉やラグジュアリーな設備を期待する方には向かない可能性があります。

予約

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2. hotel around TAKAYAMA, an Ascend Collection Hotel

場所|岐阜県高山市・飛騨高山の古い町並みエリア近郊

施設の特徴

チョイスホテルズのアッセンドコレクションブランドとして展開するデザインホテルです。飛騨の素材・文化・食が客室やレストランのあちこちに自然に取り込まれています。

サステナブルな取り組み(公式情報に基づく)

「Sakura Quality An ESG Practice」(GSTCにより基準が承認された宿泊施設向けスタンダード)において4御衣黄ザクラを取得しており、観光庁認定の「心のバリアフリー認定」も取得しています。評価は5段階制です。

環境面で目を引くのは、廃材と廃棄食材を素材に転換する発想です。廃木材を再利用した家具やアートを館内に展示し、食用不適合の古米・砕米や麦の廃棄部分を原料にしたアメニティを導入しています。朝食をセットメニュー化(四重玉手箱)して食品ロスを削減する設計も取っています。サステナブル認証を受けたコーヒーの採用も示されています(具体的な認証種別は公式情報での個別確認が必要です)。

地域との関係では、電動アシスト自転車のレンタルで脱炭素型の街歩きを促しています。夕食・朝食には奥美濃古地鶏ハム、飛騨産コシヒカリ、高山醸造の味噌、地元のソウルフードなどを使用。地元のイラストレーターによる文化紹介の展示、宿泊者が持ち帰れる地域ガイドカード「GOOD LOCAL 100」の設置、飛騨家具の職人とのコラボによる客室インテリアの採用なども行っています。

この施設が向いている可能性がある人

ESG認証の取得状況を判断材料にしたい方。廃材活用やサーキュラーエコノミーの実践に関心がある方、地域の食・文化・素材を通じて高山を知りたい方。

注意点・合わない可能性

チェーンブランドの一施設であるため、サステナビリティ方針の一部はグループ全体の方針に基づいています。施設固有のエネルギー・水・廃棄物に関する数値データは今回の調査では確認できていません。

予約

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3. 本陣平野屋 光風館

場所|岐阜県高山市・飛騨高山の古い町並みエリア内

施設の特徴

飛騨高山を代表する老舗旅館グループ「本陣平野屋」の一館です。伝統的な旅館様式を守りながら、ISO14001を取得するなど、環境マネジメントへの取り組みが比較的早い段階から体系化されてきた施設です。

サステナブルな取り組み(公式情報に基づく)

「Sakura Quality グリーン 3御衣黄ザクラ」を2024年10月に登録しており、ISO14001(環境マネジメントシステムの国際規格)認証も取得しています(適用範囲は登録内容に基づきます)。ISO14001は、環境方針の設定・目標管理・継続的改善の仕組みを整えることを求める規格で、取得自体が環境マネジメントの体系化を意味します。

環境面では、ISO14001に準拠したエネルギー使用量・CO2排出量の削減活動と、廃棄物の分別・低減管理を実施しています。

食事面では、A5等級の飛騨牛や地元の旬の野菜を中心とした月替わり会席で地産地消を軸に据えています。文化面では、本陣太鼓によるお迎え、100体以上のおひなさまコレクションの展示、浴衣での古い町並み散策の推奨など、高山の伝統文化が滞在体験に組み込まれています。

この施設が向いている可能性がある人

国際規格と国内認証の両方を確認した上で施設を選びたい方。老舗旅館の格式と文化体験を重視しながら、環境面の取り組みも確認したい方。

注意点・合わない可能性

ISO14001はマネジメントの仕組みを評価する規格です。具体的な削減数値が外部に公開されているかどうかは別途確認が必要で、今回の調査ではKPIの定量的な公開は確認できていません。

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4. 下呂温泉 水明館

場所|岐阜県下呂市・飛騨川沿い

施設の特徴

日本三名泉のひとつに数えられる下呂温泉を代表する大型旅館です。館内には本格的な能舞台や茶室、数奇屋造りの離れを備え、日本文化の継承を滞在の核に据えています。

サステナブルな取り組み(公式情報に基づく)

Sakura Quality認証を取得しています(ESG Practiceかどうかは公式リストでの確認が必要です)。

この施設でとりわけ興味深いのは、環境と労働の改善を同時に追う「カイゼン活動」です。「1歩を減らす、1秒を減らす」という方針のもと、配膳動線の一筆書き化により年間150万歩以上を削減し、客室清掃に「セル化」を導入して移動・清掃プロセスを効率化、購買部の在庫管理を見直して在庫金額を約3分の1に圧縮しています。削減した歩数や時間は定量的に把握・発信されており、掛け声だけに終わらない取り組みとして社内外に公表されています。

省いた時間は人員削減に回すのではなく、「顧客との対話や盛付け・配膳といったもてなしの深さ」に再配置しているとしており、働く環境の改善と接客品質の向上を連動させる発想が示されています。

文化面では、能舞台や茶室・数奇屋造りの離れ「青嵐荘」での日本伝統文化の体験、地元料理茶屋との地産地消のこだわりなどが公式情報で確認できます。

この施設が向いている可能性がある人

労働環境の持続可能性も含めてサステナビリティを考えたい方。大型旅館の格式と文化体験を求めながら、定量的な裏付けのある取り組みを確認したい方。

注意点・合わない可能性

今回確認できた定量データは、オペレーション効率化(歩数・秒数の削減)に関するものが中心です。エネルギー・水・廃棄物に関する外部公表数値は確認できていません。

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5. 東急ステイ飛騨高山 結の湯

場所|岐阜県高山市・JR高山駅近郊

施設の特徴

東急不動産ホールディングスグループが運営するホテルで、全客室に洗濯乾燥機と電子レンジを備え、長期滞在を前提とした設計が特徴です。高山の歴史的な街並みと調和するデザインが評価され、高山市景観デザイン優秀賞を受賞しています。

サステナブルな取り組み(公式情報に基づく)

観光庁認定「心のバリアフリー認定」を取得しています。行政の公的記録として確認できる高山市景観デザイン優秀賞は、黒い木材や庇を用いた伝統的なデザインと色調、夜間照明の工夫、フロアごとに動きを演出した窓の配置などが評価されたものです。周辺の歴史的町並みとの景観的な調和を、設計の段階から意識していることがわかります。

地域との関係では、「工房プロジェクト」を通じて飛騨春慶・木工格子・飛騨家具など飛騨の伝統工芸を館内随所に採用しています。3〜8階の客室階には伝統工芸をテーマにしたギャラリースペースもあります。最上階の檜造り足湯と大浴場、夕食・朝食ブッフェでの飛騨牛など、地元の食文化とのつながりも意識されています。

全客室への洗濯乾燥機・電子レンジ・ミニキッチン(一部)の設置は、観光客を短期間で回転させる宿泊モデルとは一線を画す、暮らすような長期滞在の提案です。東急不動産グループとしてのSDGsコミットメントも公表されています。

この施設が向いている可能性がある人

景観保全と地場産業への貢献を同時に評価したい方。長期滞在や連泊を検討している方、伝統工芸・職人文化を日常の空間として体験したい方。

注意点・合わない可能性

グループ全体のSDGsコミットメントが示されていますが、施設単体のエネルギー・水・廃棄物に関する詳細数値は今回の調査では確認できていません。

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6. SATOYAMA STAY

場所|岐阜県飛騨市古川町・飛騨古川の町家エリア

施設の特徴

「100年後の町並みをつくる」を掲げ、岐阜県産ヒノキや飛騨の山中和紙など地元の建材を使い、伝統的な飛騨大工の手によって新築された木造町家のホテルです。エコツアー事業「SATOYAMA EXPERIENCE」と連携して運営されています。

サステナブルな取り組み(公式情報に基づく)

公式サイトにサステナブル・ツーリズム方針が明文化されており、宿の運営やツアーのあらゆる面で持続可能性を考慮するとしています。

この施設では、建物そのものが取り組みの起点になっています。100年後に古民家になることを見越して伝統構法で新築された木造町家は、スクラップ&ビルドとは対極の発想です。館内の家具・アート・小物も飛騨の材料と職人による作品で揃えられています。

環境面では、使い捨てアメニティをはじめとするプラスチック製品の削減、蔵に眠っていた古食器のリユースなどを実践しています。

食事面で独特なのは、夕食を宿内では提供せず、飛騨古川の町のカフェや居酒屋に出かけることを宿泊者に促す「一泊朝食・分散型ホテル」のモデルを採っていることです。観光消費を地域の個人事業者に直接還元する仕組みとして機能しています。朝食は、裏の畑・近隣の農家・地元の豆腐屋など、作り手の顔が見える食材で提供しています。

この施設が向いている可能性がある人

建築・素材・ビジネスモデルのそれぞれの層でサステナビリティを考えたい方。地域の小さな飲食店や文化との接点を旅に組み込みたい方、飛騨古川の静かな町歩きを軸にした滞在を探している方。

注意点・合わない可能性

国際的な第三者認証の取得は今回の調査では確認できていません。夕食が宿から提供されないため、食事の利便性を重視する方には合わない可能性があります。

予約

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7. NIPPONIA 美濃 商家町

場所|岐阜県美濃市・うだつの上がる町並みエリア

施設の特徴

ユネスコ無形文化遺産に登録された本美濃紙の産地として知られる美濃市で、明治〜大正期の豪商町家を改修した分散型ホテルです。「みのまちや株式会社」が美濃市・地元企業・金融機関など多様なステークホルダーと連携して開発しました。

サステナブルな取り組み(公式情報に基づく)

内閣府の地方創生SDGs官民連携プラットフォームにおいて「地方創生推進事務局長賞」を受賞しており、公的機関による評価として記録が追えます。空き家になっていた古民家を宿泊施設として活用する手法は、解体・新築を回避した資源循環のあり方として評価されています。

環境面では、丸重製紙組合の工場内で出る和紙の端材100%を使用したリサイクル和紙や、他社の有機物残渣を抄き込んだリサイクル和紙「リバースペーパー」を館内備品として導入しています。

地域との関係では、空き家の開発を通じた移住・関係人口の創出、丸重製紙直営の和紙専門店「Washi-nary」の併設、美濃和紙ツアーなどの体験プログラムの創出が行われています。「美濃のファンを生み出し、美濃の景観が持続的に支援される構造への変革」というミッションが公式に示されています。

この施設が向いている可能性がある人

空き家活用・地方創生・伝統産業保護が重なる場所に泊まりたい方。美濃和紙の文化的背景を知りながら滞在したい方、歴史ある商家町の建築空間を体験したい方。

注意点・合わない可能性

エネルギー・水・廃棄物に関する施設単体の具体的な数値は今回の調査では確認できていません。国際的な第三者環境認証の取得も確認できていません。

予約

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8. くらしの宿Cocoro

場所|岐阜県郡上市・奥美濃の里山エリア

施設の特徴

築70年の古民家を天然木・漆喰・オーガニック素材のみでセルフリノベーションした農泊宿です。夫婦が自ら農薬を使わずに育てる野菜とお米を食事で提供しており、「小さな農家は世界を変える夢を見る」という言葉を理念として掲げています。

サステナブルな取り組み(公式情報に基づく)

公式サイトでは、自然栽培の野菜・米の提供(「自然栽培でスクスクと育つ野菜やお米」)、自然素材によるリノベーション(「自然素材でリノベーションした心地よい古民家」)、農泊体験プラン「農泊まんきつプラン」の提供が確認できます。

建物は、シックハウス症候群や化学物質過敏症への配慮から、天然木・無添加の本漆喰・鉱物由来の塗料・オーガニック素材ワックスのみでセルフリノベーションされています。洗剤やアメニティについても、環境負荷の低い自然由来のものを使用しているとしています(詳細仕様は個別確認が必要です)。

地域では、循環する完熟堆肥畑ワークショップを定期的に開催し、環境に配慮した農業手法を地域で共有する活動も行っています。

第三者認証の取得は今回の調査では確認できていません。ただ、取り組みが宿の運営そのものを構成しているという点で、他の施設とは少し性格の異なる農泊宿です。

この施設が向いている可能性がある人

化学物質や合成素材への配慮が宿泊先選びに影響する方。農業・食・素材のつながりを生活の中で体験したい方、認証よりも実践の内実を重視する方。

注意点・合わない可能性

小規模な農泊宿であるため、一般的なホテルや旅館とは設備・サービスの規模が大きく異なります。第三者認証・KPI公開・方針文書の明示は今回の調査では確認できていません。

予約

公式サイトで詳しく見る

補足|この記事を読んだあとに確認してほしいこと

各施設をさらに調べたい方に、いくつか確認のヒントを残しておきます。

認証の審査内容や評価結果の詳細は、ホテルの公式サイトだけでなく各認証機関のサイト(Sakura Quality:sakura-quality.com、ISO14001:iso.org)でも確認できます。エネルギー削減率・CO2排出量・廃棄物量といった数値が継続的に更新・公開されているかどうかは、取り組みの継続性を見るひとつの目安です。チェーン系ホテルの場合は、グループ全体の方針と岐阜施設固有の取り組みを切り分けて確認することをお勧めします。

この記事に掲載していない施設や、掲載後に更新された情報については、各施設の公式サイトおよび認証機関の公開リストを直接ご参照ください。

さいごに

今回の8施設を振り返ると、サステナビリティの「どこに力を入れているか」がそれぞれまったく違うことに気づきます。

認証と教育プログラムを軸に環境実践を体系化しているのがトヨタ白川郷自然學校。ESG認証のもとで廃材・廃棄食材をデザインに転換しているのがhotel around TAKAYAMA。ISO14001とSakura Quality認証を重ねて老舗旅館として環境マネジメントを体系化しているのが本陣平野屋 光風館です。

働く環境の改善と接客品質の向上を同時に追うカイゼン活動が特徴的なのが下呂温泉 水明館。景観保全と地場産業の継承を建築とプロジェクトの両面から進めているのが東急ステイ飛騨高山 結の湯。建物・食・お金の流れすべてを地域につなぎ直す発想で運営されているのがSATOYAMA STAYです。

空き家と伝統産業を一体で再生し、地方創生の文脈で評価されているのがNIPPONIA 美濃 商家町。農業・建材・食器・洗剤まで、暮らしの素材を一から見直した農泊宿がくらしの宿Cocoroです。

認証の数と取り組みの深さは必ずしも比例しません。「何を確認して選んだか」という自分なりの軸が、旅のあとまで残るものになるかもしれません。


掲載情報は各施設の公式サイト・公式プレスリリースに基づき、2026年6月時点で確認できた内容を記載しています。情報は予告なく変更される場合があります。最新情報は各施設の公式サイトでご確認ください。

Mariko
Mariko

小林真梨子|日本在住のエコライター。2018年よりサステナブルな暮らしを実践。パリ第四大学(ソルボンヌ)で分析・言語哲学の修士を取得。哲学的視点から、倫理的消費・エコライフスタイルをリサーチベースで発信する独立メディア「エコ哲学」を運営。

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