もうすぐ新学期が始まります。今年から小学生になる子供のランドセルを購入する人も多いのではないでしょうか。
ランドセルもそうですが、子どものアイテムは使える時期が限られるので、使用後に処分しなければいけません。すべての人が子どものためのアイテムを購入して、2〜3年ごとに処分していたら、ゴミの量も多くなります。新しい商品を作るための資源もたくさん使わなければいけません。
今回はサステナブルなランドセルの選び方を紹介します。中古やアウトレットも紹介しているので、参考にどうぞ。
サステナブルなランドセルの選び方
素材にこだわる
最近ではリサイクル素材を使用したランドセルを出しているメーカーがあります。リサイクルポリエステルやリサイクルナイロンの素材などを選ぶと、資源の再利用に貢献できます。
ランドセルにはレザーが使われていますが、植物由来のレザーを使用しているメーカーも見られます。ヴィーガンの方は選択肢が増えて嬉しいですね。
長く使えるタイプを選ぶ
たいていのランドセルは6年保証がついており、6年間は安心して使えるようになっています。しかしサステナビリティを考慮するなら、使用した後にすぐ処分されるのではなく、ほかの人にも使ってもらえるくらい丈夫なものを買いたいですよね。
牛革やコードバンなどの本革を使ったランドセルは耐久性が高く、使用後に譲ったり売ったりするときに喜ばれます。
サステナブルといえば中古
一番サステナブルなのは、やはり中古で購入することでしょう。廃棄されるはずのランドセルをレスキューでき、値段も安いので節約にもつながります。耐久性は新品に比べると劣りますが、使えなくなるまで使い切ったので処分する罪悪感も少ないです。
2,000〜1万円くらいで購入できるので、6年間の間に何年か買い替えても、新品を購入するより安く済みます。子供のころから資源を無駄にしないように買い物をする習慣をつけて、SDGsへの教育にもつながるので、取り入れたいですね。
サステナブルなランドセル５選！
新品
余りの生地をアップサイクルしたエシカルランドセル
有名なランドセルメーカー・セイバンのエシカルランドセルは、工場で余った生地をアップサイクルして作ったものです。生地にも使用期間があり、廃棄しなければいけなかったのですが、生地を無駄なく使う取り組みを行っています。廃棄されるゴミの量を減らすのにつながりますね。
ポチップ
廃棄された漁網のリサイクル素材を使ったランドセル
鞄の産地・兵庫県豊岡の地域ブランド・豊岡鞄の商品です。北海道で廃棄された漁網を60%使用したリサイクル素材を使っているランドセル。海洋プラスチックの中で大きな割合を占める漁網のリサイクルに積極的なのが、素晴らしいです。メーカーからの6年間の保証はもちろん、その後の修理も行っているので、長く使えますね。
公式サイト
古着から作られたリサイクル素材のランドセル
新しい発想を取り入れたランドセルを提供しているNuLand。古着や工場で発生した廃棄するはずの生地をリサイクルした素材・RENU®を採用したランドセルです。全体の36.5%使用しています。サーキュラーエコノミーに貢献しているのが、素晴らしいポイントです。軽い素材を使っているので、子どもの体への負担が減らせるのも嬉しいですね。
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アップルレザーを使ったランドセル
アップルレザーを使用しているイオンのランドセル。ランドセル型のリュックで、かぶせに33%のりんごの皮や搾りかすを使用しています。本体にも再生ポリエステルが使われているのも、いいポイントですね。軽量なので、子どもの体にもやさしいです。
公式サイト
中古のランドセルが購入できるサイト
楽天の中古
楽天にも中古のランドセルを提供しているお店があります。未使用で状態がいい商品が多いですが、新品を購入する前にチェックするのもいいですね。
ポチップ
メルカリ
個人が簡単に使用しなくなったアイテムを販売できるメルカリ。種類が多いので、選びやすいです。値段が安いランドセルも多いので、あまりお金をかけたくない人におすすめです。使用済みのランドセルが多いので、リユースできるのがサステナブルです。写真でアイテムをチェックできるのも便利ですね。
公式サイト
ヤフオク
有名なYahooのオークションサイト・ヤフオク。オークション形式なので、欲しい商品が安く手に入れられる可能性があります。未使用の新品もありますが、使用済みのタイプもあるので、ランドセルの再利用をしたい人にもおすすめです。
公式サイト
ジモティ
近くに住んでいる人から中古のランドセルを購入したり、譲ってもらえるジモティ。安く取引できて、自分で取りに行けるので、輸送による環境負担も減らせますね。
公式サイト
ランドセルを長持ちさせる方法
ランドセルは丈夫に作られており、特別なお手入れは必要がありません。汚れたら、軽く拭くだけで簡単に拭き取れます。たいての汚れは水拭きをして、から拭きをすると落ちます。しかし油性ペンや絵の具の落ちにくい汚れがついた場合は、革用のクリーナーを使うときれいに落とせます。
基本的に防水加工が施してありますが、雨の日にランドセルカバーを使用すると長持ちします。
ポチップ
ポチップ
ポチップ
ランドセルを使い終わったら
使用後のランドセルは、壊れてしまって使用できない状態だったら、ゴミとして処分しなければいけません。自治体によっては可燃ゴミとして処分できる場所もあるので、住んでいる地域のルールを確認しましょう。
まだ使用できる状態だったら、リサイクルショップに買い取ってもらったり、メルカリなどで買い手を探してもいいですね。知り合いでランドセルが必要な人に譲るのもいいでしょう。
ランドセルを寄付できる場所もあるので、処分する前に寄付できないかチェックしましょう。
思い出のランドセルを手放すのは気が引ける人には、ランドセルリメイクがおすすめです。使用済みのランドセルの素材を使って、ペンケースやパスケースなどにリメイクしてくれます。思い出のランドセルを小学校卒業後も続けて使えるのが嬉しいですね。
リメイクできる場所
【土屋鞄のランドセル】背中に、心に、優しい記憶を。
環境への配慮をしながら新学期を迎えよう！
ランドセルは丈夫なカバンなので、もっとリユースを増やしていきたいエリアです。リサイクル素材を使用したランドセルを提供するメーカーも増えていますが、もっと中古のランドセルを買い取って、コンディションを整えて販売しているサービスが増えるといいなと感じました。
子どもの将来につながるサステナブルなランドセルを選びたいですね！
