学校でもSDGsについて学ぶ機会も増え、エコに関心を持つ子供も多くなってきているように感じます。大人がちゃんと手本を見せられるように、エコ活動に取り組みたいですよね。子供と一緒に楽しく活動できればと思います。
この記事では、身近にできるエコ活動を紹介します。子供にもできる面白い活動もあるので、参考にしてもらえると嬉しいです。
エコってどういう意味?
エコは英語のエコロジー(ecology)という言葉に由来しています。生態学・自然環境という意味です。英語圏では、エコフレンドリー(Eco-friendly)のように「環境に優しい」というように使われています。
地球温暖化・ゴミ問題・環境破壊などの問題に取り組み、自然環境や生態系を守ることが目的です。二酸化炭素の排出を減らしたり、ゴミを減らしたりすることで、環境への負担を減らすことができます。
日本語でエコは、エコノミー(economy)という意味でも使われます。特にエネルギーを節約するときに、経済的という意味でエコと言います。資源の無駄遣いをしないようにするという意味で、環境への負担を減らすことにつながっています。
エコとサステナブル・エシカルの違いは?
環境問題に取り込む活動で、「サステナブル(サスティナブル)」や「エシカル」もよく耳にしますよね。「脱プラスチック」や「ゼロウェイスト」も使われています。似ているような言葉ですが、少しニュアンスが違います。
- サステナブル:持続可能という意味。環境問題だけでなく、社会や国のシステムを変えて、環境破壊や資源の搾取を抑えながら、すべて人間が安心して住める環境を作ることが目標です。
- エシカル:倫理的という意味。労働者の安全な労働環境・対等な報酬や自然環境の中で暮らす少数民族への配慮が目的です。
- 脱プラスチック・ゼロウェイスト:プラスチックやゴミによる環境汚染に取り組むのが目的です。
エコ活動のアイディア10選
家や学校で手軽にできるエコ活動を紹介します。小学生でもできる活動もあるので、ぜひ家族みんなで楽しんでください。
省エネを心がける
電気の使用量に気をつけて、省エネ活動をしましょう。電球をLED照明に変えたり、エアコンの設定温度に気をつけたりすると、節電できます。また、電気のつけっぱなしに注意したり、使用していないときは電源をコンセントから抜くなど、子供と一緒にできる省エネもあります。電気代を比較しながら、どうやったら省エネにできるか考えてもいいですね。
ゴミを減らす
おしゃれなエコバッグやマイボトルを持ち歩いて、ゴミを減らす活動をしましょう。子供と一緒にゴミの分別を勉強しながら、楽しくゴミを減らす活動をしてもいいですね。
ゴミ拾いに参加する
ビーチクリーニングやゴミ拾いに参加して、エコ活動ができます。子供と一緒にしても楽しい活動ですね。旅行先でも、ゴミ拾いの活動があったら参加すると、現地の人とも交流できて楽しいです。
家庭菜園を始める
家に庭がある人や近くにコミュニティーガーデンがある人は、家庭菜園を始めるのもいいですね。これも、子供と一緒に楽しめる活動です。子供の夏休みの自由研究にもおすすめです。自分の家で食べられる野菜やハーブなどを育てると、自分で育てた野菜を食べる楽しみもありますね。小学校などの学校でも取り入れられるエコ活動です。
フードロスを減らす
家にある食べ物を全部食べるようにしたり、計画的に食品の買い物をすることで、フードロスを減らしましょう。お店で賞味期限が近い商品から買うようにしたり、フードロスを防ぐためのアプリを使って、賢い買い物もできます。
コンポストを始める
家でコンポストを始めると、ゴミの量を減らせます。家庭菜園をする人なら、堆肥を使って野菜を育てられるので、節約にもなりますね。
プラントベースの食事を増やす
肉や魚などの動物性食品を減らして、プラントベースな食事を取り入れましょう。週に1、2回から始めてもいいですね。プラントベースのレシピを調べて、作ってみるのも楽しいです。
中古や古着を購入する
新品を買うのではなく、まず中古で探してみるのもエコ活動の一つです。中古ショップや蚤の市などを見回ってもいいですね。洋服も新品ではなく、まずは古着を買うようにすると、資源の無駄遣いを防げます。
車や飛行機を使う頻度を減らす
通勤や旅行に車や飛行機を使わないようにすると、二酸化炭素の排出を減らせます。電車や自転車を使うようにしたり、新幹線で行けないかチェックしましょう。
エコドライブをする
どうしても車を使えないと移動できない場合は、エコドライブをしましょう。急加速や急ブレーキをやめたり、スピードを守って運転すると燃料の消費を抑えられます。
エコ活動をしながら環境を守ろう!
一人ひとりができる行動は限られますが、多くの人がちょっとずつ行動をすることで状況は改善できます。Z世代や今の子供世代はエコ活動に興味を持っている人が多いので、家族みんなで楽しくエコ活ができるといいですね。
高いお金を払わなくてもできる活動ばかりなので、ぜひ取り組んでみてください。