地球温暖化や気候変動によって、私たち人間は今までの生活をすることが難しくなっている。そんな中、環境や社会に配慮した「サステナブル(持続可能)」な商品やサービスを選ぶことは、私たち一人ひとりができる小さなアクション。
しかし、たくさんの選択肢がある中で、サステナブルな商品やサービスを選ぶのは至難の業。当サイトでどのような基準で商品を選んでいるのか説明します。
すべての基準を満たしている商品やサービスは少ないので、どの部分に力を入れているのかを調べて、紹介しています。
また、このリストもアップデートしながら、いろいろなサステナブルな商品やサービスを紹介できたらいいと思っています。
サステナブルな商品・サービスのチェック項目
原材料
製品や食品によって原材料は違いますが、環境への負担が少ない原材料をピックアップしています。
- 地元産や旬の原材料を優先している
- ヴィーガン対応
- ベジタリアン対応
- 有機栽培のオーガニック原材料を優先
- オーガニック認証はないが、再生型農業、低農薬・低肥料を優先
- アニマルウェルフェア(動物福祉)に配慮
- 持続可能な方法で魚介類を調達
- 再生可能・リサイクル可能・生分解性の原材料を使用
- 無害で責任ある方法で調達された原材料
- 原材料の調達元や方法の透明性
- プラスチックの使用を削減
製品の使用と品質
製品は長く使えるほうが、ゴミが減らせるので、長く作れるように設計している商品を優先。
- 耐久性・長寿命で信頼性の高い設計
- 修理・メンテナンス・アップグレードが容易
- 修理方法や交換部品に関するガイドを提供
エネルギー・水の効率化
サービスや商品の製造過程で使われるエネルギーや水の使用量を減らしているのかも、チェックポイントです。
- エネルギーや水の使用・排出量を最小限に抑えている
- クリーンエネルギー・再生可能エネルギーの活用
- 省エネルギー機器の使用
- 節水対策(例:節水蛇口、雨水利用など)
- 使用量の記録・管理を実施
- カーボンフットプリント削減(例:持続可能な交通手段の活用)
廃棄物削減とリサイクル
サービスや商品でリサイクルを行っていたり、堆肥化可能な原材料を使用している商品を選ぶことで、使用後の環境負担を軽減できます。
- 使い捨てアイテムの削減
- 再利用可能な容器、堆肥化可能な包装、自前のカップ持参割引など
- リサイクル・堆肥化・安全な廃棄が簡単
- 商品の回収・再生・リサイクルプログラムあり
- 適切な廃棄・リサイクル方法を製造元が提供
- 食品廃棄物の堆肥化や寄付
- 生物多様性の保全、自然環境への配慮
物流と包装
遠い国で作られる商品を輸送するよりも、近くで作られた商品を優先。
- 地元で製造・流通し、輸送による排出を削減
- 包装は最小限かつ、リサイクル・再利用・堆肥化が可能
- 配送に持続可能な交通手段を利用
社会的責任
環境への負担も大切ですけど、働いている従業員への配慮も大事なポイントです。労働基準を守り、スタッフも安心して働いて暮らせる環境を提供している会社を優先します。観光産業では、地域社会へ貢献しているかもチェック。
- 公正な労働基準と安全な職場環境を確保
- サプライチェーン全体での倫理的な労働環境
- 児童労働を回避し、労働者の権利を保障
- 人権・多様性・非差別に関する方針と実践
- 地元スタッフの雇用・地元産品の活用による地域支援
- 従業員の健康・安全・権利の優先と定期的見直し
- 地域社会・サステナビリティ活動への顧客参加の仕組みあり
- 障害者や特別なニーズへの配慮がある施設やサービス
認証
企業から提供されている商品やサービスに関する情報を調べることはできますが、表示している情報が本当に正しいか判断するために、認証を受けているかを大事にしています。認証を受けている場合、第三者機関によるチェックが行われるので信頼できます。
- ISO 14001
- B Corp 認証
- SA8000
- LEED
- 1% for the Planet
- GOTS
- OEKO-TEX®
- USDAオーガニック
- EU有機認証(ユーロリーフ)
- JAS有機食品認証
- FSC
- レインフォレスト・アライアンス
- フェアトレード
- ヴィーガン認証
- リーピングバニー認証
- AGW動物福祉認証
- Certified Humane®
- MSC(持続可能な天然水産物)
- ASC(持続可能な養殖水産物)
- LWG(環境配慮型の革生産)
- Cradle to Cradle
- EWG Verified™
- LEAFマーク
- GSTC(持続可能な観光)
- グリーンキー
環境や社会にやさしいものを選ぼう!
たくさんの商品やサービスがある世の中、自分がどこで何にお金を使うのかを大事にしたい。大量生産して作られて、流行を変えながら大量の物を購入している社会から、物や資源を大切にしながら、本当の意味での質の高い生活ができたらいいなと思います。