夏の暑さ対策!エアコンなしで過ごす未来のためにできること

年々、気温が上がっていて、夏に活動するのは難しいですよね。地球温暖化でこれからさらに気温が上がると予測されています。気象庁の情報によると、1991〜2020年の間に、世界では0.24°C 平均気温が上がっているそう。1891年から気温の計測が始まっていますが、100年で0.74°Cも上昇しているみたいです。

日本の気温はもっと上昇しており、1991〜2020年まで0.60°C平均気温が上がっています。100年あたりで計算すると、1.30°Cの割合で上昇。最近は熱帯の地域に住んでいるのかと思うくらい、夏は暑いですよね。

世界各国は気温上昇を1.5°Cに抑えられるように取り組みを行なっていますが、世界気象機関の報告によると、66%の確率で2027年までに1.5°Cを超えるという予測です。2027年ってもうすぐじゃん・・・と危機感を覚えます。

地球温暖化対策に取り組まなければいけません。それと同時に地球が熱くなっている中、どのように暑い夏を涼しく過ごせるか考える必要もあります。今はエアコンで部屋を冷やして、暑い夏をしのいでいますが、エアコンは部屋の中の暑い空気を外に出すので、外の温度がどんどん上昇していきます。エアコンに頼らないで暑い夏をしのぐ必要がありますね。

この記事では、エアコンなしで涼しく過ごすヒントを紹介します。エアコンなしで過ごせるような環境作りが目標ですが、暑い日には無理をせずにエアコンを使うようにしましょう。健康が第一です!

エアコンなしで涼しく過ごすための暑さ対策

エアコンを使わずに、涼しく過ごすヒントを紹介します。

窓を開けて換気する

部屋を涼しくするには、部屋の中の熱い空気を外に出す必要があります。窓を開けて、空気を循環させましょう。扇風機やサーキュレーターを窓に向けて、熱い空気を流すのもおすすめです。

遮光カーテンを使う

部屋を涼しくキープするには、日差しが差し込まないように遮光カーテンの使用がおすすめです。明るい色のカーテンを選ぶと、室内の温度の上昇を抑えられます。

首元を冷やす

濡らしたタオルや氷枕で首元、手首、ひじの内側やひざの内側、こめかみなどの皮膚が薄い部分にあてると、体を冷やせます。これは外出先で体の温度が上がったときにも使えますね。

部屋の湿度を下げる

湿度が高いと、気温が高く感じますよね。湿度を下げると、気温が多少高くても快適に過ごせます。気温があまり高くない日は、除湿機を使うだけでも体感温度が変わります。除湿機は基本、熱を放ちながら湿気を除去しますが、コンプレッサー式やハイブリッド式を選ぶと、暑い空気を排出しないので夏におすすめです。

屋根に断熱材を入れる

これからマイホームを建てる人や、家のリノベーションを検討している方は、屋根に断熱材を使用したり、天井断熱を取り入れることで、室内の温度の上昇を軽減できます。エアコンの使用量も減るので、エコですね。

外壁に遮熱塗料を塗る

リフォームをするほどの予算がない場合は、遮熱塗料で暑さ対策するのもおすすめです。太陽の光を反射して、室内の温度上昇を防いでくれます。

熱を発生させる家電を使わない

テレビ、パソコン、電子レンジなどの家電を使用すると、室内の温度が上がってしまうので、できる限り使わないようにしましょう。家で料理をしないで、外食するのも室内の温度上昇の軽減につながります。

日本で昔からある暑さ対策

昔はエアコンがありませんでしたが、昔の人は知恵を使って暑さをしのいでいました。昔からの知恵も取り入れたいですね。

打ち水をする

玄関先のお清めの礼儀作法として、戦国時代から行われている打ち水。夏の暑さ対策にもなるので、ベランダや玄関先に打ち水をしてみましょう。昼間は気温が高く、水が蒸発してしまうので、朝と夕方に打ち水をすると効果的です。

すだれを使う

昔は遮光カーテンの代わりにすだれを使って、日差しを遮断していました。竹の間を風が通り抜けるので、日差しで部屋の温度が上昇するのを防ぎながら、通り風を送れます。

い草を取り入れる

畳に使われているい草ですが、吸湿性や放湿性があり、夏をサラッと快適に過ごせる素材です。昔は畳の和室が多かったですが、昔の人の知恵が取り入れられていたんですね。い草の香りにはリラックス効果があるので、ストレスが溜まっているときにもおすすめです。い草の座布団などを取り入れてもいいですね。

うちわ・扇子でやさしい風を送る

うちわや扇子を使うと、やさしい風を送って体を冷やすことができます。冷え性の人などは扇風機やエアコンに比べて体が冷えすぎなくていいですね。手軽に持ち運べるので、外出先でも便利です。またハッカオイルを吹きかけて使うと、ミント系の香りでリフレッシュできて、心も涼しく感じられます。

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海外の暑さ対策

最近ではヨーロッパや北米の国でも、地球温暖化の影響で暑さ対策が必要となっています。エアコンが備わっている家や建物が少ない中、できるだけエアコンに頼らないような取り組みが行われています。

木を植えて温度を下げる

都会の気温は田舎より10度高いことを知っていましたか?「ヒートアイランド現象」と言って、人や車が多く集まる場所は気温が上がります。特に多くの家庭がエアコンを使うことで、都会の外の気温は上昇します。

海外では町に木を増やすことで、気温の上昇を軽減させています。木がたくさんあると影を作るので、外でも過ごしやすくなります。葉っぱの水分も気温の上昇を抑えるようです。田舎のほうが緑が多いので、気温の上昇が少ないのは納得できますね。

また屋上に緑を取り入れることで、建物や室外の温度の上昇を抑える取り組みも行われています。アパートやビルの屋上にガーデニングスペースを作ることで、土地が狭い都会でも緑を増やせます。

色で暑さ対策

先ほど、屋根に断熱材を使ったり、遮熱塗料を使う工夫を紹介しましたが、海外でも暑さ対策のために屋根の塗装を明るい色に塗り替えるという取り組みが行われています。黒い色は熱を吸い取りやすいので、建物内の気温を上げてしまいますが、明るい色に塗り替えるだけで室内の気温の上昇を抑えます

LAでは2019年に、一部の道路を白に塗り替えてみたところ、白く塗られた道の周辺の気温が下がったことが報告されています。ほかの都市でも取り入れられそうな対策ですよね。

ギリシャのサントリーニ島は白い建物で有名ですが、暑い国だからこそ白い色を使って少しでも涼しくしている昔からの知恵が感じられますね。

水を流して建物を冷やす

パリでも地球温暖化の影響があり、夏は気温が上昇しています。エアコンがある建物は少ないですが、暑さ対策をしないと夏が乗り切れない状態に近づいています。しかし、エアコンは外の気温を上昇させてしまうので、あまり使いたくない人も多いようです。

そこで2008年に、水を使って建物を冷やす技術が取り入れられました。セーヌ川の水を冷やし、パイプを通して建物に循環させることで、室内の温度を下げることができます。今ではルーブル美術館や国会議事堂などはこのシステムを使って、冷房を使わずに建物内を冷やしています。

燃料も使わず、暑い空気を外に出すことなく室内の温度を下げられるので、今後期待できそうですね。パリでは2042年までに市内の建物すべてを、このシステムで冷やすことを目標にしているそうです。

未来のための暑さ対策

現在の暑さ対策には効率的なエアコンが必須で、エアコンの機能も年々よくなっています。もちろん今の暑い夏を乗り越えるには、エアコンを使用する必要がありますが、これからの未来を考えると、エアコンに頼りすぎるのもどうかと思います。

エアコンは緊急手当でしかなく、地球温暖化を遅らせることも同時に行わないと、これから状況は悪化するばかりです。暑さに強い街づくりをしたり、空気を汚染しない方法で建物を冷やす技術の開発が進んでほしいですね。

しかし今の状態だと真夏はエアコンを使わないと危険ですので、決して無理はしないように!今はエアコンを使わなければいけないけど、エアコンを使わない未来のために地球温暖化対策に取り組みましょう。