サステナブルな暮らしを始めてから、購入する商品をしっかり選ぶようになり、何も考えないで何かを買うことが減りました。でも、どうしても納得できるサステナブルな商品が見つからないときがありますよね。
特にパソコン機器やスマホでは、サステナブルなオプションが少なく、いつも選ぶのに困ります。パソコンやスマホを使用できる期間もあまり長くないので、電子機器のゴミが増えてしまいます。
サステナブルな暮らしを始めて、試してみたかったのが中古の購入。「リユースできる電子機器があるなら、リユースしたほうがいい！」と思いながらも、「すぐ故障したらどうしよう」とか「品質はどうなんだろう」など、なかなか実際に購入する勇気がありませんでした。
しかし、この前初めて中古パソコンモニターを購入しました！
ポチップ
この商品を楽天市場で購入したんですけど、ネットで手軽に買えるのが嬉しいです。値段も安かったので、初めて購入するのにピッタリでした。
実際に使ってみたのは、こんな感じ。中古なので、どんな商品が届くのか分からないのですが、うちには縦長のモニターディスプレイが届きました。特に汚れが目立つこともなく、きれいな状態で安心しました。
ちなみに横にあるのは、2015年に買ったノートパソコンです。意外と長持ちしているけど、スピードが遅くなっているのが気になるところ。次に買い替えるのは、ノートパソコンになると思います。
中古に対する偏見
新品の商品のほうが安心して使えると思って、新品ばかり購入していました。中古っていうと、「汚いんじゃないか」とか「すぐに壊れちゃうんじゃないか」と不安でした。けっこう、こういう偏見がある人が多いのではないでしょうか。
でも、これからは物をリユースして、長く使っていく必要があります。電子機器を作るのにたくさんの資源が必要だし、多くの人が頻繁にパソコンやスマホを変えていたら、環境への負担が大きすぎます。
それでも、中古を買うのに躊躇していた理由は、すぐに壊れてしまったら、損した気分になるから。電子機器の修理もそうですけど、お金を払って修理しても、またすぐに壊れてしまったら、お金がもったいないと思ってしまうところですよね。壊れない保証はないですし、もしかしたらもう修復不可能なのかもしれないし。
だから新品を購入したほうが長く使えてお得だと思っていました。しかし、まだ修理して使えるかもしれないものを捨ててしまうのは、本当にもったいないし、環境にもよくありません。
今回、中古を購入してみて、普通に使えたので安心しました。中古ショップでも30日間の保証期間があったのも、購入しようと思った理由の一つでした。これから、もっと積極的に中古を利用したいと思います。
パソコン・スマホメーカーへの不満
パソコンやスマホは私たちの生活に必要不可欠なアイテムになり、便利な社会になりました。一方で、電子機器のゴミの量も増えています。
パソコンの寿命は3〜5年と言われていて、スマホは2〜3年で買い替える人が多いようです。
パソコン自体は壊れていないけど、古いシステムを使っていると、速度が遅くなって、仕事の効率が悪くなります。パソコンやスマホで仕事をする人には、効率よく仕事ができるように買い替える必要がある気持ちはよく分かります。
私もパソコンを使って仕事をしているので、今のパソコンの速度が遅いときにはイライラしますし、そろそろ買い替えようかなと思います。
パソコンやスマホのスペックがどんどん良くなっているのですけど、改善されるたびに新しく買い替えないと変化についていけないのは、サステナブルではないですよね。
パソコンやスマホを開発している会社や、アプリ開発をしている会社には、もっとサステナブルに使えるサービスを提供してほしいです。最低でも10年くらいは使いたい。
再生パソコンの販売もある
これからはパソコンをリサイクルして使う時代になると思うんですけど、もうすでに再生パソコンを提供しているメーカーがあります。
中古パソコンの中身を入れ替えて、使いやすくして販売しています。日本にいる難民の人の雇用にもつながっていて、エシカルなPCです。このような取り組みが増えていくといいですね。
フランスでは、電子機器や家電の修理可能指数を表示したり、修理への国からの補助金が出されたり、長く使えるようなシステムができつつあります。これからは消費者から積極的に電子機器が長く使えるように訴えていきたいですね。
