

場所|鹿児島・奄美大島
メニュー|リゾートホテル
おすすめポイント
- 生ごみのコンポストを採用
- 古民家を再生した宿泊施設
- Green Key(環境認証)取得
鹿児島県・奄美大島北部の笠利町に広がる静かなビーチに、まるで自然に溶け込むように佇む「ヴィラリゾートホテル 伝泊 The Beachfront MIJORA」。建築家・山下保博氏が手掛ける「伝泊」シリーズのひとつで、全20棟のヴィラは大きな窓と開放的なテラスを備え、目の前に広がる“奄美ブルー”の海を一望できます。波音に包まれ、時がゆったりと流れるこの場所は、喧騒から離れ心を整えるリトリートに最適です。
サステナビリティの取り組み
このリゾートの魅力は、デザイン性や快適さに加え「サステナブルな滞在」が根付いていること。
- レストランで提供される食材や客室に並ぶ商品の80%以上は地元産を使用。さらに自社農園で無農薬野菜を育て、生ごみをコンポスト化して循環利用しています。
- プラスチック製品の使用を極力排除し、チェックインのペーパーレス化やリネン交換の頻度削減など、細やかな環境配慮を実施。
- 40以上の体験プログラムは地域住民が主体となって運営し、観光と地域活性化を両立。
- そして2022年には国際的エコラベル「グリーンキー」を取得し、持続可能なホテルとして認められています。
宿泊体験・ラグジュアリー要素
客室は9種類あり、全てが自然との一体感を重視。水平線に浮かぶような感覚を味わえる「ホライゾンデラックスヴィラ」や、映画鑑賞ができるシアタールーム付き「サネンデラックス」、大島紬をアップサイクルした「ツムギスイート」など、個性豊かな滞在を楽しめます。
五角形のインフィニティプールは、海と一続きに見える設計で心身が解放される特別な空間。レストラン「2 waters」では、奄美の食材を活かした創作料理や九州産ワインを堪能できます。夕暮れ時には、地元船大工と協働で復活させた双胴船「Catamaran」に乗り、サンセットクルージングへ出かけるのもおすすめです。


地域とのつながり
伝泊は「伝統を伝える」ことを理念に掲げています。古民家を再生して宿泊施設に活用するほか、大島紬や伝統工芸の継承を支援。地域交流拠点「まーぐん広場」では学童保育や高齢者支援なども行い、観光と福祉を結び付けています。宿泊は単なる観光体験にとどまらず、地域の暮らしや文化を未来へつなげる一歩となるのです。
おすすめの滞在ポイント
目の前に広がる海と星空は、大切な人と過ごすひとときをより特別に彩ります。夫婦やカップルにはもちろん、友人同士のグループ滞在にもぴったり。自炊ができる客室タイプでは、地元市場で仕入れた島野菜を調理し、テラスで海を眺めながら食事を楽しむ贅沢な過ごし方もおすすめです。
まとめ
「伝泊 The Beachfront MIJORA」は、奄美の自然と文化を守りながら、ゲストに心地よいラグジュアリーな体験を提供するサステナブルリゾートです。ここで過ごす時間は、単なる休暇ではなく「自然と共生する旅そのもの」。次の旅行では、環境に優しい選択肢としてぜひ候補に加えてみてください。
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