毎日忙しくてゆっくりする時間のない人。疲れが抜けず、何もやる気が起きない人。丁寧な暮らしを取り入れてみませんか?
「丁寧な暮らし」と言うと、生活に余裕のある女性しかできないようなイメージを受ける。私自身も雑な性格なので、絶対にできないなと思ってしまう。
現代の忙しくて便利な社会では、丁寧な暮らしは贅沢なこと。時間や気持ちに余裕がないとできない。でも、実際は誰でも取り入れられる贅沢の一つ。
みなさんもぜひ試してみてください。
「丁寧な暮らし」とは?
私の勝手な偏見では、「丁寧な暮らし」は時間と金に余裕がある素敵な奥様がていねいに暮らしているイメージがある。どう頑張っても自分にはできない感が半端ない。手間をかけて味噌を作ったり、ゆっくりとコーヒーを豆から淹れる。そんな時間や気力があったらいいなと思うが、自分の忙しい生活とはかけ離れている。
何気ない毎日の生活に手間と時間をかけながら暮らす。簡単なコンセプトだけど、現代の便利でSNSなどの誘惑のある生活では実現するのが難しい。疲れているときほど、楽なほうを選んでしまう。
しかし、「丁寧な暮らし」は無理をしながら、人の真似をするものではない。自分が心地よいと感じる空間を作ること。「丁寧」という言葉はよく接客などで使われる。相手を尊重するから、丁寧に接して、丁寧なサービスをする。「丁寧な暮らし」は同じように自分を尊重して、自分に対して丁寧なサービスをすることだと思う。
疲れているからこそ、自分に対して丁寧なサービスが必要なのだ。
丁寧な暮らしを実現するためにできること
丁寧な暮らしの形は一つでなく、人によって違う。自分は人から何をしてもらったら、特別だと感じるのか考えてみよう。過去に手料理を作ってもらって嬉しかった経験やプレゼントをもらって自分は大切にされていると感じた経験など、思い出してください。
自分に合った丁寧な暮らしを見つけてみましょう!
素材にこだわって料理する
味噌や梅干しなど調味料から手作りで作ると、素材からこだわって作れる。レストランで出される料理のように最高の素材で手間がかかった食事が楽しめる。毎日、ファーストフードやカップヌードルなど急いで食事をしている人は、たまにはゆっくり手作りの食事で身体をいたわるのもいいですね。
優雅なアフタヌーンティー
おしゃれなカフェで上質なコーヒーや紅茶を飲むとリラックスできる。毎日おしゃれなカフェに行けなくても、家で少し高級なコーヒーや紅茶を丁寧に淹れるのもおすすめです。美味しいコーヒーやお茶の淹れ方を研究して、こだわってもいいですね。
好きな洋服を着て出かける
ファッションが好きな人には、自分の好きな洋服を着て出かけるのがおすすめ。ちょっと高いけど、10年後も着たいような洋服を買ってもいいですね。
予定がない日を作る
忙しい毎日で休む時間がないときがありますよね。そういうときは、1日予定を入れない日を作るといいです。やりたいことをやりたいときにする。自分の気分に合わせて好きなことをできる時間。特別ですよね。
地球環境について考える
他人を尊重するように自分を尊重して、特別に扱うのが丁寧な暮らしですが、私たちが暮らしている地球環境を考えることも自分の暮らしを高めることにつながる。大切な人をケアするように、地球のことも考えられるといいですね。
丁寧な暮らしは自分に捧げる贅沢
毎日、他の人のために頑張って働いている人は特に、自分のことも同じくらい大切にしてほしい。高級レストランで食事したり、スパで特別なサービスを受けることが難しくても、丁寧な暮らしで自分自身にご褒美をあげたいですね。
お金や時間に余裕がなくても、1日に数時間でもいいから自分のことをケアする時間を作りたい。「丁寧な暮らし」は誰でも実施できる贅沢。忙しくて疲れている人ほど、取り入れてほしいです。