最近サステナブルやSDGsに興味が持てない・・・SDGs疲れと対策を紹介

サステナブルな生活に疲れる原因と対策を紹介します。サステナブルな生活も持続可能にしたいですね。

サステナブルに生活をしたいけど、最近なんかやる気が出ない・・・と悩んでいませんか。仕事やプライベートで疲れているときは、ほかのことまで考えられないですよね。サステナブルに生活をしていると、考えなければいけないことも多いので、疲れてしまう気持ちもよく分かります。

この記事では、SDGs疲れやサステナブル疲れの原因と、対策を紹介します。最近やる気が起きないと感じたら、参考にしてみてください。

サステナブルな生活に疲れる理由

安くて便利なものを使う生活に慣れると、プラスチックを減らしたり、サステナブルな商品を選んで買い物するのは面倒に感じる人も多いと思います。その他にも、海外ではエコ不安やエコ疲労など、環境の危機に敏感になりすぎて不安感・喪失感・無力感などの感情がコントロールできなくなるケースも。疲れや不安の原因を検索してみました。

サステナブルな商品を見分けるのが大変

最近では、サステナブルやSDGsという言葉を使って、商品を宣伝している会社も多いです。しかし、本当にサステナブルなのか、グリーンウォッシュなのか判断するのが難しいですよね。私も会社や商品について調べるのに、すごく時間を使って記事を書いています。時間がないときは、何も考えないで買い物したいと感じるときもよくあります。

また100%サステナブルな商品は存在しないので、どこを重視するのか決めなければいけません。どんな商品でも環境への負担はかかるので、罪悪感も感じますね。買い物をするのに疲れてしまう人も多いのではないでしょうか。

サステナブルマウンティング

SNSでサステナブルな情報を投稿する人が増えており、とてもいい情報源になっています。しかしSNSでの投稿は、友達の間でサステナブルマウンティングの原因につながってしまいます。友達と比べてしまって、自分は全然サステナブルな生活ができていないと感じたり、おしゃれでかわいいサステナブル商品を持っている友達に嫉妬したり、ストレスに感じる人もいるのではないでしょうか。

ネガティブな情報が多い

地球温暖化や気候変動などの情報を知ることで、もっとサステナブルな生活を始めないといけないと感じることは大切ですが、あまりネガティブなニュースばかり見ていると、無力感や喪失感につながります。何をしても良くならないと、悲観的になりますよね。特に自分一人の力では状況を変えられないので、無力に感じやすいです。

強制されていると感じる

ニュースでもSDGsについて取り上げられるようになりましたが、強制されていると感じる人もいると思います。サステナブルではない行動をすると、周りの目が気になるようになったり、自分の自由が奪われるような気分になりますよね。サステナブルな話題が好きではない人は、強制されると感じるからかもしれません。

頑張りすぎて疲れる

完璧主義な人や真面目な人は、完全にサステナブルな生活をしたいと感じると思います。サステナブルな取り組みは増えていきていますが、完全なサステナブルは存在しません。地域によってはゴミの処理がしっかりしていなかったり、サステナブルなお店がなかったり、他の地域に住んでいる人はできるサステナブルな行動が手軽にできない場合も多く、ストレスに感じると思います。普通に友達とでかけるときも、サステナブルを意識しすぎると一緒にできないことも多いですよね。いつも完璧にサステナブルな生活をしたいと思うと、できないことがストレスになってしまいます。

サステナブル疲れの対策

サステナブルな生活を始めても、疲れて途中でやる気がなくなってしまっては、サステナブル(持続可能)ではありません。自分の生活もサステナブルにするための対策を紹介します。

お金や時間に余裕があるときにすればいい

サステナブルな生活が簡単にできる環境が整っていたらいいですが、今の社会ではサステナブルな生活をすることは不便なことが多々あります。エシカルやサステナブルな商品は値段も高いので、簡単に購入できません。疲れているときや経済的に余裕がないときは、無理をしなくてもいいと思うくらいがちょうどいいです。自分ができる範囲で行動すれば大丈夫。一人が完璧にサステナブルな生活をするよりも、より多くの人がサステナブルな取り組みを始めたほうが効果は高いです。ちょっとでも行動をしているだけでも、自分を褒めてあげましょう。

他人と比較しない

今はネットやSNSで他の人の生活を簡単に見れるようになりました。サステナブルに積極的に取り組んでいる人の生活と自分の生活を比べると、自分は全然できていないことがたくさんあることに気づきます。住んでいる地域や環境によって、できることとできないことがあります。他人と比べてもいいことがないので、自分のことに集中しましょう。自分が楽しくサステナブルな生活ができていれば、他人が楽しそうにしていてもあまり気にならないですよね。他の人はライバルではなく、仲間だと思って一緒にSDGsに取り組めるようになるといいですね!

他人を変えようとしない

サステナブルな生活を始めると、サステナブルじゃない行動が気になるようになります。ゴミを減らそうとしているのに、ゴミが増える商品を家族が買ってくるとイライラしますよね。他人にも環境や社会への配慮をしてほしいと思う気持ちも分かりますが、他人にサステナブルを強制しても変わってもらえません。変えられるのは自分の行動だけ。他人の選択を尊重しましょう。

自然と触れ合う

サステナブルな生活は、環境にやさしい買い物をするだけではありません。ストレスを感じたら、自然と触れ合う時間を増やしましょう。自然の大切さを感じられるし、日頃のストレスの軽減にもつながります。自然がたくさんある場所に旅行に行ったり、時間がなかったら近くの公園を散歩したり、都会に住んでいても自然と触れ合える場所はたくさんあります。

環境保護・市民運動に参加する

サステナブルな生活に疲れたら、環境保護運動や市民運動に参加してみましょう。環境や社会問題に関心が高い人と関わる機会にもなるので、いろいろな話を聞いて刺激を受けます。あと自分は何もできないと感じているときに、何か貢献できることがあると嬉しいですよね。

デジタルデトックスをする

SNSで他人と比べてしまったり、ネガティブなニュースに疲れたときは、デジタルデトックスをしてみましょう。スマホやパソコンを見ないで、友達と出掛けたり、自然の中で過ごしてもいいですね。

無理をしないでサステナブルを続けよう!

サステナブルやSDGsなどに取り組んで、すべての人が快適に暮らせる地球環境を守りたい気持ちはよく分かります。しかし、自分が疲れてサステナブルな生活が続けられなくなっては、意味がないですよね。私たち個人にできることは限られているので、完璧を目指さないでできる範囲でサステナブルな生活を続けていきましょう。