サステナブルとかSDGsとか最近よく耳にするけど、高い商品ばっかり売っていてハードルが高そうって感じる人も多いと思う。実際にサステナブルを売りにしている商品はいい素材を使っていたり、作り手にちゃんと賃金が払われているので、値段が高いものばかり。
お金に余裕がある人が積極的にサステナブルに取り組んでいるっていうイメージがある。
でも、実は誰にでもできるサステナブルがある。それは節約すること。
この記事では、節約とサステナブルのつながりについて考えてみた。
サステナブルで誰にでもできること:節約
環境にやさしい商品やサステナブルな商品って値段が高くて、手が出せないって思う人は少なくない。サステナブルな商品を買いたくても、予算的につい安いものを買ってしまう。私もサステナブルな買い物をしたいと思っているけど、安いものにつられて買ってしまうときもある。
経済的に余裕がないと、環境にやさしい暮らしはできないってイメージがある。でも、実は1番サステナブルな行動は節約。誰にでもできること。
今の環境汚染や地球温暖化の原因は、必要以上の物や資源を消費していること。もし世界中の人が日本人のように生活したら、地球が2.9個必要となる。アメリカ人のように生活したら、地球は5.1個は必要。地球が何個あっても足りないくらい資源を使いすぎている。
このまま今と同じ生活を続けていると、地球がいくつあっても足りない。人口を減らさないといけない状態になっている。でも人口が増えても、一人ひとりが資源を使いすぎない生活をすれば、今の地球でも十分暮らせる。
だから、節約して生活することは究極のサステナブル!
ゴミを減らすゼロウェイスト
ゼロウェイストとは、ゴミを減らす活動。ゴミを減らすために、いい物を買って長く使うのが理想だけど、1番いいのは無駄な物を買わないこと。
節約している人は普段から意識して、無駄な買い物はしないようにしている。何かを購入する前に、本当に必要なのかを一回考える。本当に必要だと感じたら購入する。
欲しいなって思っても、よく考えると必要ないものって結構ある。安売りしていると、必要じゃなくても買ってしまうので注意。安い物もたくさん買うと、大きな出費に。実は、ちょっと値段がするけど、長く使える物を買ったほうがコスパがいい。その上、ゴミも減らせる。
省エネ
電気代も上がりつつあり、省エネを心がけている人も多い。エネルギー不足は誰もが危機に感じてる。私たちの快適な生活は電気の力によって保たれてるから。
電気はいつでも供給されると思わず、少ない資源をみんなで分けなきゃいけない。だから、省エネ対策は節約だけじゃなく、環境にもやさしい。
電気を消すのはもちろん、使っていないときインターネットのボックスやテレビのコンセントを切るなど、いろいろな省エネの方法がある。
電子機器を使用する時間を減らすのも効果的。って分かっていながら、つい携帯やパソコンを使ったり、Netflixで動画を見ちゃうんだけど。
省エネを完璧にするのは難しいけど、ちょっとづつ自分にできる省エネ対策を行いたい。お金の節約になるし、環境にやさしい行動。
肉・魚を食べない
毎日の食費で1番お金がかかるのが、肉と魚。肉と魚を毎日食べないようにするだけで、かなりの節約につながる。
肉と魚を減らすことは、お財布にやさしいだけじゃなく、環境にもやさしい。精肉と漁業は環境への負担が大きいので、減らせるだけ減らしたほうがいい。
肉や魚を食べすぎると体にもよくないので、1日おきに食べたり、毎日食べないようにするのはいいこと。最近は肉の味を楽しめる大豆ミートなどのヴィーガン食も増えているので、おいしいご飯が味わえる。
私はちなみに肉と魚を食べる回数を減らして、代わりにオーガニック野菜を買っている。オーガニックは高いけど、毎日肉や魚を食べないから買える。
環境にやさしいライフスタイル
「質素に暮らす」っていうと、なんか貧しい人みたいでイメージが悪いけど、実は質素な人のほうが環境にいいことをしている。節約するのを制限だと考えないで、自分は必要以上の資源を使わない生活をしていると思えると楽しいかもしれない。
最近では、ミニマリストなど物を持たない生活が人気を得ている。物で溢れていない部屋はすっごくおしゃれ。狭い部屋でも広く使えるので、家賃も安く済む。
サステナブルはハードルが高いと思わないで、節約したときに自分は環境にやさしい暮らしができているって感じよう。