場所|上勝町、徳島
メニュー|ホテル
おすすめポイント
- ゼロ・ウェイストを体感できる宿泊体験(ごみ6分別・堆肥化などを実践)
- 上勝杉やアップサイクル素材を活かした温もりある建築デザイン
- 学びと旅を融合させた体験プログラム「STUDY WHY」を毎日開催
徳島県上勝町。日本で初めて「ゼロ・ウェイスト宣言」を掲げたこの小さな町に、旅の価値観を根本から問い直すホテルがあります。それが「HOTEL WHY(ホテル・ワイ)」です。
ここは単なるエコホテルではありません。宿泊そのものが、環境と自分の暮らしを見つめ直す“問い(WHY)”になる場所。山々とダム湖に囲まれた静かな環境の中で、上勝町の日常に溶け込むように滞在する時間が待っています。
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サステナビリティの取り組み
HOTEL WHYの特徴は、建物から宿泊体験まで徹底して「ごみを出さない」思想が貫かれていることです。
まず目を引くのがアップサイクルを軸にした建築と内装だ。古い障子やガラス戸を再利用した大きな窓、廃棄予定だったベッドを生まれ変わらせたソファ、端切れ布をつなぎ合わせたカーテン。素材の背景を知ることで、空間に物語が生まれます。
さらに浴室や洗面台の壁には、町の不要品交換所「くるくるショップ」で行き場を失った陶器を再利用。ドアノブには川石が使われ、自然との距離の近さを手触りで感じられます。
宿泊体験
客室はすべて上勝杉を使った木造のメゾネットタイプ。天井が高く、木の香りに包まれる空間は、シンプルながらも心地よい贅沢さがあります。
最大の特徴は「ごみ箱がない」こと。代わりに用意されるのは6分別用のコンテナ。滞在中に出たごみを自分で分け、チェックアウト前にはスタッフと一緒にゴミステーションでさらに細かく分別します。
石鹸やコーヒー、阿波晩茶も「必要な分だけ量り分け」。朝食は徳島産阿波尾鶏を使った春雨スープなど、体にやさしい内容を部屋でゆっくり味わえます。
地域とのつながり
HOTEL WHYは上勝町の暮らしと密接につながっています。
毎日開催される「STUDY WHY」では、町がなぜゼロ・ウェイストに取り組むようになったのか、その背景とリアルな課題を学ぶことができます。
また、上勝杉から生まれた糸「KEETO」の染色体験、循環型ビール醸造所の見学、苔の名所・山犬嶽のハイキングなど、地域の自然・文化・産業に触れるアクティビティも豊富です。滞在がそのまま地域経済への応援につながります。
おすすめの滞在ポイント
このホテルは、環境問題に関心のある人はもちろん、「これから何か始めたい」と思っている人にこそおすすめ。
親子での滞在や、学びを目的とした一人旅にも向いています。新緑や紅葉の季節は特に美しく、自然の循環を五感で感じられるシーズンです。
まとめ
HOTEL WHYの滞在は、「ごみを減らす努力」を我慢ではなく、創造的な体験へと変えてくれます。
快適さとデザイン性を保ちながら、環境への配慮を日常の延長として体感できるこの宿は、旅の後も続く新しい暮らしのヒントをそっと持ち帰らせてくれるでしょう。
サステナブルであることが、こんなにも心地よい——そう実感できるホテルです。







