haishop café shibuya — 渋谷発、社会と地球にやさしいライフスタイルを広げるカフェ

場所|渋谷、東京

メニュー|カフェ&エシカルショップ

おすすめポイント

  • 有機・自然栽培の青果物を活用し、食材ロスを削減
  • コーヒーやカカオなど、フェアトレード認証原料を使用
  • ゼロウェイストを推進し、マイボトル持参で資源循環を実践
  • 年1回の方針見直しやB Corp認証で透明性を確保
  • 「社会課題の解決」を軸に、仲間を増やすライフスタイル提案

編集部コメント

haishop café shibuyaは、サステナブルを“おしゃれ”や“流行”ではなく、「小さな行動の積み重ね」として捉える場所です。植物性ミルクのドリンクや「もったいない野菜」のメニューなど、一つひとつの選択に“想い”が込められています。B Corp認証企業として、社会と地球の未来に責任を持つ姿勢が明確。渋谷から始まる「やさしい循環」を感じられる、信頼できる一軒です。

予約

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渋谷駅直結のスクランブルスクエア7階。大きな窓から光が差し込み、木のぬくもりと緑に包まれた空間に一歩入ると、心がすっと穏やかになります。ここは、「社会的な課題の解決」をテーマに活動するブランド haishop(ハイショップ) のカフェ。訪れる人が、食を通じて「未来を考えるきっかけ」を見つけられる場所です。

haishop caféでは、「地球規模で考えて、ローカルで行動する」という理念のもと、食材の調達からメニューづくりまで一貫して環境と人に配慮した選択がなされています。例えば、使用する野菜は、形が少し不揃いでも味や品質に問題のない「もったいない野菜」を積極的に採用。これにより、食品ロスを削減すると同時に、生産者の支援にもつながっています。

また、コーヒーやカカオなどの輸入原料は、フェアトレード認証商品を優先的に使用。生産者の労働環境や賃金に配慮し、児童労働や強制労働を排除するという姿勢が明確です。消費者がカップを手に取るその瞬間にも、世界とつながる「フェアな循環」が生まれています。

環境負荷を抑える工夫も随所に見られます。ドリンクを注文する際、マイボトルやマイ容器を持参すると50円の割引が受けられる「ゼロウェイスト・チャレンジ」を実施。店内で出た生ごみはコンポストし、植物性ミルクのみを提供するなど、持続可能なカフェ運営を日常の中で実践しています。

haishopを運営する株式会社Innovation Designは、2023年にB Corp認証を取得。この認証は、環境・社会・ガバナンスの観点から企業の誠実な経営を示す世界基準です。また、地産地消比率50%以上、ヴィーガン対応メニュー80%以上など、数値目標を公開し、毎年方針の見直しを行っています。こうした透明性の高さこそが、haishopが多くの支持を集める理由でしょう。

そして何よりも印象的なのは、「仲間を増やす」という姿勢です。haishopは単なるカフェではなく、社会的な課題を知り、共感し、行動を起こす“コミュニティ”として存在しています。渋谷という都市の真ん中から、小さな行動が未来へとつながる――。その循環の輪に、自分も加わりたいと感じさせてくれる場所です。

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