休みが近づいていて、旅行の予定などを立てている人もいるのではないでしょうか。
私も休みの予定を立てるとき、人気で注目されている場所を選んでいましたが、最近は自然にふれあったり、自然環境について学べる場所を選びたいと感じています。
日本各地には、自然とふれあいながら環境問題や持続可能なライフスタイルについて学べる魅力的な施設やプログラムが数多く存在します。この記事では、子どもから大人まで楽しみながら学べる代表的なスポットや体験型イベントを紹介します。
1. 国営昭和記念公園(東京都立川市)
四季の自然に囲まれて「見て・触って・考える」環境学習
広大な国営昭和記念公園では、自然を体感しながら学べる様々なプログラムが実施されています。セルフガイドシートを使って園内を巡ったり、「ネイチャープログラム」や「プロジェクト・ワイルド自然発見塾」など、親子で楽しめる参加型イベントも充実。
主な体験内容
- 季節ごとの植物や生き物の観察
- 木の実や葉を使った自然クラフト
▶ 詳細:昭和記念公園 公式サイト
2. ホールアース自然学校(静岡・山梨・沖縄・福島など)
自然体験と環境教育を融合した実践的プログラム
40年以上にわたり自然教育を提供している「ホールアース自然学校」では、富士山や沖縄の自然を舞台に、キャンプやエコツアー、教育旅行など幅広い体験が可能です。学校団体や企業研修にも対応しており、子供も大人も楽しめる体験があります。
主な体験内容
- 家族で楽しめる親子キャンプ
- 初心者でも参加できるトレッキング
- 里山の暮らしを学べる食育プログラム
▶ 詳細:ホールアース自然学校
3. 軽井沢ピッキオ(長野県軽井沢町)
生物多様性とSDGsをテーマにした森林教育
軽井沢の森に囲まれた場所にある「ピッキオ」では、野生動物の観察や森林のしくみを学べる自然体験プログラムを実施しています。SDGsに関するワークショップも開催されており、持続可能な暮らしについて考えるきっかけづくりに最適です。
主な体験内容
- 野鳥やムササビのナイトウォッチング
- 子供日帰り冒険キャンプ
- 森の再生や保全活動の体験
▶ 詳細:軽井沢ピッキオ
4. 1.5℃ライフスタイルワークショップ(北九州市)
調理実習をしながら温暖化対策について学ぶ実践型イベント
国連のパリ協定が掲げる目標「地球の平均気温上昇を1.5℃以内に抑える」に基づいて、環境行動とライフスタイル変革を促すユニークなワークショップ。学生を対象に、「食」をテーマとしたワークショップと調理体験を実施。
プログラムの構成
- 専門家による地球温暖化とSDGsの講義
- 家庭でできる「1.5℃チャレンジ」の実践
- 食品ロス削減マイスターによる調理実習
▶ 詳細:IGES公式サイト
5. 岐阜リサイクルセンター(岐阜県)
プラスチック資源循環を学べる工場見学と講座
岐阜県にあるリサイクルセンターでは、再資源化の仕組みを学ぶ工場見学や、出前講座を実施しています。特に学校や企業研修におすすめで、持続可能な社会づくりの実例を見て学べる機会です。
主な体験内容
- プラスチックのリサイクル工程見学
- ゴミと資源の違いについて学ぶ講座
▶ 詳細:岐阜県環境学習ポータル
6. ネイチャーゲーム(全国)
自然の中で遊びながら学べる体験型プログラム
ネイチャーゲームは、自然とのふれあいを通して、自然の仕組みや命のつながりを五感で体感できるアクティビティ。全国各地でイベントが開催されており、初心者でも気軽に参加できます。
主な体験内容
- 五感を使って自然を観察するゲーム
- 生き物の気持ちになって考える活動
- グループで協力して行う自然体験
▶ 詳細:ネイチャーゲーム公式サイト
さいごに
ただ気分転換で旅行をするのもいいけど、休みの期間を利用して、自然環境について学ぶのも楽しいですよね。子供も楽しめるゲームやキャンプなどのプログラムもあるので、ぜひ取り入れてみてください。