持続可能な未来のための家計管理法

私はときどき高価な商品を買うことがある。裕福だからではなく、長く使うと分かっているからだ。

家計を管理するとき、たいてい毎月の収入と支出を計算する。高額な買い物をすれば、その月の予算オーバーする恐れがある。

だから高価なものを買うのを避けて、安価な品を選ぶ傾向にある。だが、安い製品を買う方が実はコスト高になる可能性を知っていますか?

本当のコストを見極める

節約したいとき、たいてい価格を比較して安いものを選ぶと思う。トイレットペーパーのような定期的な交換が必要な消耗品には有効な戦略だ。なくなれば補充するしかないから、安いものを買ったほうが節約になる。

しかし衣服、靴、家具、調理器具などは消耗品と同じ方法で価格を計算してはいけない。どれくらい長く使うかによって、価格が変わってくる。

1000円のシャツを買うとしよう。購入するときは安いので、得した気分になる。このシャツを3ヶ月着れば、月額333円となる。

一方、7000円の高いシャツを買うとしよう。購入するときは高いので、損した気分になる。このシャツを1年着れば、1ヶ月583円となる。1000円のシャツより確実に高い。でも、2年着用すれば月額291円になり、1000円のシャツを3ヶ月着用するよりも安くなる。

このように製品を長く使うほど、コストは下がる。安い商品を買うことは悪くないが、安い商品を短期間しか使わないことで、損をすることになる。

実際に、私は100円ショップ買ったピーラーを使っている。今のアパートに引っ越した5年前に買ったが、今でも同じのを使っている。

使い捨て品はコストが高い

使い捨て商品に依存すると、長期的に見るとコストが上がることが分かる。

使い捨ての紙カップは安く感じる。100個セットで1700円くらいで買える。1個あたり17円くらいだ。1000円のマグカップは1ヶ月だけ使うと、とても高い。だがマグカップは長持ちする。1年使えば月額83円だ。使い捨てカップを12ヶ月、月に1個使うと204円なので、マグカップを使ったほうが安い。

マグカップやグラスのコップは通常1年以上使用できる。使い捨て製品を再利用可能なものに置き換えれば、かなりの節約できることになる。

環境コストへの視点

産業革命以降、私たちは膨大な量のものを廃棄し、地球を巨大なゴミ捨て場と化した。常に新しいものに買い替える習慣は、環境に大きな負荷をかける。

地球はもはや、物を買っては捨てる消費サイクルに耐えられない。消費の速度を落とす必要がある。

物を長く使えば、お金を節約しつつ将来の環境汚染も防ぐことができる。物を長く使うようにするだけ。

だから、新しいものを買うときに考えたい。これをこの先、5年〜10年使えるか?それ以上使うことができるか?

シャアしましょう

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